成長にともなって顎の骨が発育しても、歯は大きくなれないので、それにあわせ、大きな永久歯と入れ替わります。6歳前後に乳歯列の奥に最初の永久歯にとって代わっていきます。この生えかわりの時期は、将来の歯ならびが決まるとともに、ムシ歯にもなりやすい重要な年代。そろそろお母さんがブラッシングの世話をしなくなります。でも、歯ならびは不揃い、噛みにくいし磨きにくいしで、いきおい歯垢が溜まりやすくなります。まだまだ、きちんとブラッシングのできないこの年ごろ。甘いもののコントロールとあわせ、中学に行くまではお母さんのケアが欠かせません。
 
体が「酸性」、に反対!
歯といえばカルシウム。でもそれだけでは不十分、リンや良質のたんぱく質、ビタミンA・C・D、ミネラルなどの栄養のバランスが大切です。ところで、人の血液は弱アルカリ性に保たれている必要がありますが、酸性に傾くと、中和するためにカルシウムが使われ、カルシウム不足に。だから、緑黄色野菜やイモ類、豆類、海藻類などアルカリ性食品は大歓迎。逆に、肉類やその加工品、砂糖などは酸性食品の代表です。

大事なくせに、すぐ傷む
6歳の頃生えるから6歳臼歯。この最初の永久歯、とても大切な歯なのに、傷みやすいことでも一番。そもそも、歯は完成した状態で生えてくるのではありません。はじめは柔らかいものが、唾液に含まれるカルシウムやフッ素を吸収して、長年かけて硬くなります。柔らかいうちはムシ歯におかされやすいもの。この歯は後の永久歯の歯列の基準ともなるし、ずっと重要な位置を占めるので、とくに、しっかりブラッシング。